いちじく2109
2021.09.29 Wednesday
JUGEMテーマ:グルメ
いちじくで思い出されるのは 映画『バベットの晩餐会』 19世紀後半のデンマークの寒村 あらすじはおいて置いて 晩餐会で出されたフルーツ盛り合わせの一つを
若かりし頃は軽い将校だった将軍が、食事を堪能し
いちじくを取り、素晴らしくきれいな手つきで
カットして食べる
こんな 何でもないような1シーンがとても印象に残った
高校1年(ミッションスクール)の時 ある合宿で
シスターとテーブルで食事を共にした
デザートのフルーツは桃 一人1個
もちろんカットされていない
この丸のままの桃を シスターがナイフとフォークで
きれいにカットして召し上がった
美しいなぁ と思った
食事は召し上る方にとっても
作り手にとってもとても大切だと思う
作り手になって久しいが
できるだけ熱いうちに 冷たい物は冷たいうちに
出来た という時に食べてもらいたいし
大地の恵み や 労働の実りである食物を
大切に食べてもらいたい
美しく、美味しく食べることは
食物や作り手に対する
思いを表すことの一つだと思う
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